【少年サッカー映像制作】動画編集を楽にしたい

ノウハウ

撮影したは良いものの編集に苦労されてはいないでしょうか。撮影も長時間に及ぶと大変だと思う時もありますが、時間が来れば一旦終わりますし、いろいろ撮影を試したり、周りの人と交流したりで割と楽しいこともあるのではないでしょうか。

しかし編集は地味で孤独な作業になりがちで、なおかつ凝りだすと結構な時間を使うので気が乗らないという方もいるのではないかと思います。私もそうだったりするのですが、自分へのレベルアップの意味も含めてどうしたら動画編集を楽にできるか、考えてみましたので参考にしていただければ嬉しいです。

質は落とさずに編集時間を短くしたい

編集を単純に簡単に済ませて割り切ってしまううという方法であれば、すぐに実践できて時間も短くできるでしょう。しかしそうした成果物は観る人にすぐに飽きられてしまうと思います。最初のうちはそれでも真新しく感じられることもあれば大丈夫かもしれません。しかし素材に真新しさがない限り、徐々に観るのが退屈してくるでしょう。

よって質を落とさずに映像を作り続けないといけません。特に私の場合は同じクラブチームの同じ観客(親御さんや子どもたち)に同じような素材・コンテンツから映像を繰り返し作り続けています。質を落とさないことに加え、何かしら新しい要素を付け加える必要があります。実際にそういう意見を具体的にもらうことはありませんが、フィードバック(リアルでもネットでも)からそれを受け取ります。

しかしそうなると時間をかけないとなかなか難しく、毎回試行錯誤しながら編集することになります。時間が無限にあって、なおかつ楽しい作業であればよいのですが、時間は限られていますし、クリエイティブでない地味な単純作業はあまり楽しくないかもしれません。

ワークフローを工夫する

まず、なんとなく進めていた手順をきっちり明確化して、無駄を省きます。ひとつにはワークフロー(作業の流れ)をテンプレート化して手際よくやるのが良いです。なんとなくではなく、これを意識することが大事と考えます。

・全体:ストーリー構築→静止画と動画の抽出→コンテンツの構成・配置→エフェクト・トランジション加工→テロップ挿入→BGM挿入
・コンテンツ構成:情景、練習風景、ミーティング風景、本戦、休憩、閉式 ※ここは多少入れ替えて変化を付けてみるのも良し

ワークフローをスムーズに進めるために事前に準備できることはやっておきます。

・ストーリーアイデアのネタ帳作成
・よく使うエフェクト・テロップテンプレの抽出または作成
・めぼしいBGMの収集

このほかもやっていく中でなにかあれば、空いた時間に済ませておくとあとが楽になります。

素材の質を意識する

単に良い写真、クライマックスの動画を撮影しただけだと、あとで構成する時に悩んでしまうことも多いので、撮影前にある程度どういう仕上げにするかを考えておき、それに適した素材を集めるようにします。例えば

・ストーリーで必要なシーンを着実に捉えておく(可能であれば被写体に依頼)
・トランジションを意識した映像を撮っておく →唐突な切り替わりは観る人に違和感を与えます
・不必要に撮影しすぎない →相対的に質が上がり、抽出の手間が省けます

技術を取り入れる

ツールの選択・使い方です。いろいろあり、これ自体に時間もかかりますので、早めにらくできるように、ツールを使う経験する中で意識しておくと良いです。

・慣れたソフトを使い込む(使いやすいソフトを見極める)
・ショートカットキーを設定する →同じ作業はショートカットキーを探すか、設定する
・機材に課題があればアップグレードする(PC動作がもたつく→メモリ増設、買い替える)

まとめ

それぞれの観点や他の観点の改善できるポイントはあるかと思いますが、そこを意識することが大事かと思います。がんばってください。

あと観点が異なるポイントとして、望まれる成果物を意識し、時にはフィードバックもらえるようにしておくと良いです。一時的に手間は増えますが、制作の方向性の参考になりますし、質も向上させやすいです。フィードバックの得方はいろいろありますが、交流現場や共有環境に合わせたものを見つけましょう。

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