【少年サッカー映像制作】動画に写真撮影のノイズが入らない工夫

ノウハウ

「写真と動画を両方撮りたい パート1」の課題で、写真撮影時のシャッター音が動画撮影の音声に入ってしまうことを書きました。そこでの対策も触れましたが、ここではもう少し詳しく、さらに別の対策についてもご紹介します。同様の悩みがある方が読まれて、もし参考になれば幸いです。

レンズ付近を吸音材で囲む

これはCASIOデジカメEX-100を使用していた手法です。ボール紙に吸音材を貼り付けレンズを取り囲むようにしたものをDIYし、撮影時に取り付けていました。写真は当初のものとは異なりますが、イメージとして載せています。急ごしらえの割には効果があり、数年使っていました。

カメラ全体を吸音材で囲む

コンデジの時は上記で対応できたのですが、ミラーレス一眼カメラに変更してからはレンズを覆うようにしてもシャッター音が大きいのか別のところから漏れるのか分からなかったのですが対応しきれませんでした。

そこで大きめの吸音材を使ってカメラ全体を覆うようにしてみました(イメージはありません)。結果としては全然ダメでした。自分の耳でリアルで聞く分には、コンデジのレンズを吸音材で囲んでいた時のようにそれなりに抑えられているのですが、実際に動画を撮影した映像を聞いてみるとノイズがバッチリ入っています。

ノイズの特性の影響もあったのかもしれません。いずれにせよいろいろ試行錯誤しましたが、この方法はボツとなりました。結構苦労してやってみたのですが・・・。

無線マイクで別撮りする

SONYデジカメDSC-RX10M3のマイク端子に別メーカーのワイヤレスマイク(Alvoxcon ワイヤレスマイク TG210)をつなぎ、マイクはミラーレス一眼カメラから遠くに設置する方法です。この方法でノイズは入らない状況にはなったのですが、結局は不採用となりました。

ワイヤレス作戦自体は良かったのですが、このワイヤレスマイク自体の音質が用途(サッカー映像のような環境音)に不向きだったためです。おそらくこのマイクは直接話者に取り付けるようなインタビューマイク・ラベリアマイクだったのです。

環境音にも適用できるようなワイヤレスマイクを採用することも考えましたが、結局は見送りました。理由は、それなりに高価であることと、遅延やノイズが心配だったからです。試す価値はあったかもしれませんが、この時はもう少し確実な方法を選びました(後述)。

長いワイヤーでマイクを接続する

マイク(ソニー SONY ステレオマイクロホン ECMXYST1M C)を長いアナログケーブルで接続し、ミラーレス一眼カメラから2m程度離れた位置に設置するという方法です。最終的にはこの方法に落ち着きました。ただ2m程度離してもシャッター音は少し聞こえるのでマイク周辺を吸音材を貼り付けた小さな箱で囲みました(以下は当初の箱ではありません。イメージです)。

多少設置や運搬に手間はかかりますが、音質が安定しており、ワイヤレスのような接続や電源切れの不安もありません。サッカーの試合は結構時間との戦いもあり、設置の手間やミスは着実な撮影の妨げになります。マイクの配置は多少手間なのですが、不安定さはなく機材トラブルは自分がミスしなければ皆無です。

まとめ

いかがだったでしょうか。今であれば、もう少しスマートな方法もあると思いますが、参考になれば幸いです。これがいいですよ、というのがあればぜひ教えて下さい。

現在は同時で撮影することはないため、あまり試す機会はないですが、2カメで音声別撮りとかはたまにやるので知識として知っておきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました