【少年サッカー映像制作】サッカーの試合で、写真をメインで動画も撮る

記事「写真と動画を両方撮りたい パート1〜パート3」で両方撮ってきた方法をご紹介しました。そこでは動画は試合をフルで撮りつつ、写真も撮っておくというものでした。ここでは逆に写真をメインで撮りながら、動画も補助的に撮る方法(というほどではないですが)をご紹介します。

どのように撮り分けるか

簡単に言うと、動画で見せたいシーン以外は選手の姿勢に合わせて写真を撮る、ということになります。どういうことか、それぞれ説明します。

動画を撮るシーン

まず動画で見せたい、すなわち観る人が見たいシーンとは何でしょうか。人によって多少の違いはあるかもですが、たいていはシュートのシーンだと思います。ではシュートシーンだけを収めていればよいのかと言うとそうでもないです。

目的がシュートのシーン特集であればそれで良いです。しかし基本的に試合ごとに映像を作るので、シュートシーンだけでは成り立ちません。なぜか。一つには、人はストーリーを求めているから、です。例としては、まず状況を把握→何が始まるのかがわかって→何かが起こる→ストーリの結末がわかって腑に落ちる、といった感じです。

もう一つには、人は変化を求めているから、です。ずっと同じシーンだと人は徐々に興味を失います。先がわかってしまうので、観なくても良いかなと思うのです。よくあるシーンから、おっと思うシーンが出てくれば人は惹きつけられるのです。当たり前なことですが、最終的に映像としてまとめるためには先に考えておく必要があります。

静止画を撮るシーン

では静止画で撮るべきシーンはどこでしょうか。基本的にはあらゆる場面にあり得ます。動画では具体例1としてシュートシーンを挙げましたが、実際のところ静止画でも撮っておきたいところです。

しかし全部を撮っていたら記録映像になってしまいます。静止画で伝えたいこと、見た人が思いを巡らせられる瞬間を切り出せたら最高だと思います。しかし、サッカーの試合では被写体は言うことを聞いてくれませんし、何が起こるかほとんど予測もつきません。

ではどうするかと言うと、姿勢に合わせて、具体的には表情がわかる状態の時に、撮りまくるのです。撮った写真の中から良いと思うものを選べば良いのです。少し拍子抜けかもしれませんが、意外とそんなところです。ただ、ある程度良さそうな写真になりそうな感じで撮っておかないと、なかなか良いと思える写真にはなってくれません。

まとめ

サッカーの試合というイベントを映像としてまとめるための、一つの解としてご紹介しました。息子が卒団してからは、もう少しクリエイティブな映像が作りたかったのでこのような形でやらせてもらっています。

ただこのやり方でも数をこなしてくると、さらに工夫を凝らしたり、根本的に変えていくことも必要ではないかと思うようになります。そこはまた思考を重ねて取り組んでいきたいです。

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