写真で撮っておくか、動画で撮っておくか、について私の解決策2回目です。写真や動画の画質を向上させたくて、撮影機器をアップデートしていきました。それに伴い同時撮影のシステムも改変しています。ここではあまり定着しなかったものの、試したいくつかのパターンを紹介します。
メイン動画撮影機器のアップグレード
SONYビデオカメラHDR-XR500Vはとても良いカメラでしたが、さすがに10年も経つとふるさは否めません。世間は４Kで溢れかえってきて、私もその波に乗りたくなりました。HDR-XR500VがフルHD（1920 x 1080）の解像度に対し、４K（3840 x 2160）という解像度は実に4倍で大画面で再生すると明らかに差を感じたのです。
最初は順当にSONYの４Kビデオカメラを購入しようと踏み切りましたが、販売サイトの対応が良くなくてキャンセルしました（みなさん、安くても怪しいところで購入するのは控えましょう・・）。それもあって心変わりし、他の選択肢を考えました。このころはビデオカメラは下火でほとんど新製品が出なくなっていました。スマホが全盛を迎えて、ニーズが下火になってきたようです。一方でスマホで満足できない層の人たちは一眼レフカメラや高画質デジカメに走りました。スマホではズームや画質で満足できないなと思った自分はこちらの層に追従することにしました。
SONYデジカメDSC-RX10M3を導入
選んだのは SONYデジカメDSC-RX10M3 です。ミラーレス一眼カメラも考えましたが、ズームレンズがとても効果で、しかも電動はほとんどありませんでした（あっても倍率が不十分）。ミラーレス一眼カメラでも４K動画を撮影できるようにはなっていましたが、ズームを使う用途は限られているのだと思います（VLOGやプロモーションビデオなど）。手動でのズームは滑らかさにかけると思い（熟練すれば行けるのかもですが・・）、高倍率ズームが可能なレンズ一体型のデジカメにしました。
私が購入した時にはすでに後継機のM４が発売されていました。フォーカス性能が像面位相差AFかどうかの違いだけで、いろいろ調べた結果、動画であればそこまで性能差はないと判断して、M3を中古で購入しました。結果的には大変満足しています。
望遠時の画質について静止画も動画も解像感が高く、非常に高画質でした。イメージセンサーサイズは１インチでミラーレス一眼カメラには及びませんが、レンズがZEISSで24㎜から600㎜と広角から超望遠まで熟すにも関わらず、よく解像してくれます。ミラーレス一眼カメラでキットレンズと組むよりも多くの人は満足できると思います（解像度という点で。キットレンズは高解像度は望めません）。またサッカーの試合ような動画がメインであれば、大きなイメージセンサーを活かしたボケは重要ではありません（ただ、位置取り次第で写真もしっかりボケて高画質です）。
再生機器もアップグレード
４Kで撮影した動画はフルHDにダウンコンバートしても、フルHD撮影した映像より高画質で見ることができます。原理はよくわかっていませんが、コンバート時にある程度高画質の要素（高ビットレート、高画素など）が入り込むのかもしれません。
しかしせっかくであれば４K動画のまま見たいですよね？我が家のテレビも１０年以上前のフルHDテレビでしたので、４Kテレビにアップグレードすることにしました。４Kテレビもこの頃はかなりお手頃になっており、１０年前に買ったフルHDテレビの価格よりも安くなっていました（中国メーカーが大量に安く作るようになったからだと思います）。
４Kテレビで見た動画は明らかに高画質でした。サッカーの試合だと顕著に差が出て、遠くにいる選手まで精細に見ることができるようになりました。４Kで撮影して４Kで再生する、これは必ず満足できると思います！スマホで満足できない方はぜひ試してみてください！
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