少年サッカー撮影記 2024/5/5

ノウハウ
Screenshot

こどもの日に5年生の招待試合があったので、また撮影に行ってきました。長いGWの中、これで3回目の撮影となりました。ほぼ丸一日の撮影となった様子をつらつらと書きます。

招待試合の概要

先日の招待試合と同じクラブチームが開催するイベントでしたが、要項はかなり違いました。チーム数は半分の5チームで、順位戦のトーナメントはなく、総当たりのリーグ戦で順位を決めます。またリーグ戦としては珍しく引き分けがなくPKで勝敗を決め、勝っても負けても勝ち点が付きます(これは初めて見ました)。

5年生なので試合時間は長く17分ハーフ。今後の大会(こちらは20分ハーフですが)を見据えたトレーニングマッチの意味合いもあるようです。

場所は小学校のグラウンドで1試合ずつなので、試合の合間の時間が結構空きます(少なくとも1時間20分)。この時間をどう活用するかが課題です。

撮影コンセプト

5年生は来年のU-12に向けた直前の準備期間とも言えます。現に6年生の応援としてU-12の試合に参加している5年生のメンバーもいます。ハードな戦いに臨もうとするカッコいい感じと少年らしいあどけなさの両面を垣間見せる感じを出そうと思います。

撮影ポイント

カッコいい感じは試合前の練習や試合中の動きや表情で演出します。あどけなさは試合の間のリラックスタイムや食事の時の雰囲気を捉えるようにします。

またカットの抽出や編集を楽にするために撮影や残す素材の精度も上げていきます。ずっと編集に時間がかかる状態が続いていて、結構な負担となっています。やり始めるとどうしてもそれなりの形にしないといけないので、あまり雑に撮っているとあとで苦労するパターンにハマります。

とはいえ、できるだけ見どころあるシーンは残しておきたいので、ある程度撮ったら無闇に動画を撮らない、面白みにかけるシーンは削除しておく、などを心がけてみます。

撮影機材と活用対象

今回も以下の機材。

  1. カメラ:SONY α7IV、レンズ:SONY SEL2470GM2、TAMRON 50-400mm
  2. カメラ:SONY α6400、レンズ:SELP1650

1のカメラではいつもどおり選手をダイレクトに捕らえます。SEL2470GM2は主に練習やリラックスタイムなど近接から中望遠までの被写体を捉えるのに最適です。ソニー純正レンズで動画撮影時の手ぶれ補正が強力で重宝してます。また最近は編集である程度スタビライズできるので、ちょっとしたカットであれば、ジンバルなどを使うまでもないです。

TAMROM50-400mmはおもに試合中の撮影で使用します。広いピッチでは400mmでも被写体を大きく捉えられないのでAPSCモード(約1.5倍)で撮影してます。あとでトリミングしても画質的には問題ないのですが、大きく捉えて外さない(撮り逃さない)よりも編集での手間を減らす方が全体のワークフローとしては短くできると考えています。長い試合では良いシーンを捉えるチャンスは結構ありますので、後工程を楽にするほうが良いです。

2のカメラは今回も主に試合のゴール付近の定点撮影用です。この日はピッチが広く、風も強かったので、支えになるバスケットゴールの足元に固定しました。前後半の移動も結構手間なので割愛しました。もともとダメ元で撮っているので、そこまで重視していません。

まとめ

4試合やって最後の1試合はなんとか勝ってくれたので、映像のストーリーとしても組み立てやすくなりました。全試合通して盛り上げポイントがないと映像の雰囲気が停滞してしまいます(それでもなんとかするのですが)。さすがに試合の内容まではコントロールできないので、選手たちにはいつも奮起してくれることを期待してます(「がんばって!」と声掛けくらいしかできませんが・・)。

編集はこれからですが、素材抽出1時間未満、構成・編集2時間未満で仕上げる目標としてみます。これまでちゃんと計ってなかったので、やってみて後日レポートしてみます。

それではまた。

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