スマホで子どものサッカー動画を上手に撮影する方法・ノウハウ|便利グッズも紹介

撮影ノウハウ
  1. スマホは子どものサッカー動画撮影に最適なツール!
  2. スマホでサッカー動画を撮影するメリットと特徴
    1. スマホのメリット
      1. 1. 高画質な映像が手軽に撮れる
      2. 2. 携帯性が高く、自由度が高い
      3. 3. 撮影から編集・共有までが簡単に完結する
    2. スマホ動画の注意点
      1. 1. ズーム性能の限界
      2. 2. 光の影響を受けやすい
        1. HDR搭載スマホなら改善できる?
      3. 3. バッテリーとストレージの消耗
      4. 4. スマホで動画撮影をしている間は、他のスマホの機能を使えない
  3. スマホでサッカー動画を上手に撮影するためのコツ
    1. アングルと構図を工夫する
      1. 試合全体を記録する広角構図
      2. 特定の選手にフォーカスする構図
      3. 低い位置からのアングルで迫力を出す
    2. 安定した映像を心がける
      1. 安定した映像にするなら三脚がベスト。長時間でも疲れ知らず!
      2. グリップがあるとしっかりホールドできて安定。操作もしやすくブレやミスを防げる
    3. スマホの設定を活用する
      1. 高解像度・高フレームレート設定
      2. アクションモードやスローモーションを活用
      3. 明るさやフォーカスのロック
  4. 撮影を快適にするおすすめの機材
    1. ジンバル:手持ちでもブレの少ない安定した動画を撮影
    2. 外付けマイク;選手の声をクリアに録音
    3. モバイルバッテリー:まさかの電池切れを防ぐ
    4. 外部ストレージ・ポータブルSSD:長時間の撮影に必須。容量切れを防ぐ
  5. まとめ:スマホで最高のサッカー動画を撮影しよう!

スマホは子どものサッカー動画撮影に最適なツール!

スマホは手軽で高性能なカメラ機能を持っています。そのため、子どものサッカー動画を撮影するのにとても便利です。

最近のスマは、高解像度に加えて高フレームレート撮影に対応しているモデルも多いです。そのため、サッカーのような動きの速いスポーツでも滑らかで鮮明な映像を記録できます。また、撮影した動画をその場で編集したり、SNSで共有したりできる点も魅力です。

本記事では、スマホでサッカー動画を撮影するメリットや特徴、具体的なコツを紹介します。また、おすすめの機材について詳しく解説します。

スマホでサッカー動画を撮影するメリットと特徴

スマホでサッカー動画を撮影することには、以下のような多くの利点があります。また、スマホ特有の特徴を理解することで、さらに質の高い映像を記録することができます。

スマホのメリット

1. 高画質な映像が手軽に撮れる

最新のスマホは4K解像度やHDR対応のカメラを搭載しているものが多いです。HDR(ハイダイナミックレンジ)とは明るい部分と暗い部分をバランスよく写す技術です。これらによって、鮮明で美しい映像を簡単に撮影できます。動きの速いプレーも、60fpsや120fpsに対応した機種なら滑らかに記録可能です。

特にiPhoneのカメラ性能は業界でも評価が高いです。これよって、初心者でも高品質な動画を撮影できるようになりました。最新機種は高額ですが、数年前のモデルでも十分高画質です。


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2. 携帯性が高く、自由度が高い

スマホは軽量でコンパクトなため、どんなシーンでも手軽に持ち運びができます。実は、試合会場で好きなポジションに移動しながら撮影できるのは、プロ用の大きなカメラにはない強みです。

3. 撮影から編集・共有までが簡単に完結する

スマホなら、撮影した動画をその場で編集アプリで加工し、SNSやクラウドで共有できます。iPhoneでは「iMovie」や「CapCut」といった無料アプリを使えば、初心者でも簡単にハイライト動画を作成できます。

スマホ動画の注意点

スマホならではの利点がある一方で、いくつか注意すべきポイントもあります。

1. ズーム性能の限界

スマホのデジタルズームは便利です。しかし、画質の低下を招きやすいため、遠くのプレーを撮影する際には注意が必要です。そのため、できるだけ選手に近づいて撮影する工夫が求められます。光学ズームがついているスマホもあります。しかし、ほとんどのスマホが2〜3倍までとなっています。そのため、広いフィールドで選手を大きく捉えるには物足りないかもしれません。

しかし、最新のiPhone17 Proはなんと8倍ズームまで可能になりました。かなり高額にはなりますが、もし乗り換えるなら選択肢に入れてよいでしょう。


2. 光の影響を受けやすい

スマホは一般的にカメラのセンサーサイズが小さいため、ダイナミックレンジ(明暗を同時に描写できる幅)が狭いです。
このため、強い日差しや逆光のシーンでは、明るい部分が白く飛んでしまう(白飛び)、または**暗い部分が真っ黒になってしまう(黒つぶれ)**といった現象が起こりやすくなります。

その対策として、撮影時は光の向きを意識して、被写体が順光(光が正面から当たる方向)に来るように立ち位置を調整するのが効果的です。
順光で撮ることで、被写体全体に光が均等に当たり、明暗差が少なくなり、白飛びや黒つぶれを大幅に抑えることができます。


HDR搭載スマホなら改善できる?

最近のスマホの多くにはHDR(ハイダイナミックレンジ)機能が搭載されています。
HDRは、明るい部分と暗い部分を複数の露出で撮影し、それを合成することでバランスの取れた1枚に仕上げる技術です。これにより、逆光のような難しい光のシーンでも、空が真っ白になったり顔が暗く沈んだりするのを防げます。

ただし、HDR機能にも限界があります。
動きの速い被写体や、極端な明暗差があるシーンでは合成がうまくいかず、ゴースト(ブレのような影)が出ることもあります。
また、HDRをオンにしていても全自動任せにせず、構図や露出の調整を意識することが重要
です。

3. バッテリーとストレージの消耗

高解像度の動画撮影はバッテリーとストレージを多く消費します。そのため、長時間の試合を撮影する際は、モバイルバッテリーや大容量のストレージを準備しておくと安心です。

4. スマホで動画撮影をしている間は、他のスマホの機能を使えない

スマホで動画撮影をしている間に電話がかかってきたり、メッセージが届いたりすると、録画が中断されてしまう場合があります。また、撮影中にアプリを切り替えると録画が止まる機種もあり、重要なシーンを逃してしまう可能性があります。

これを防ぐためには、撮影専用のスマホを用意したり、不要な通知をあらかじめオフにしておくなどの対策をとることが効果的です。これによって、撮影に集中できる環境を整えられ、よりスムーズに記録を残すことができます。

スマホでサッカー動画を上手に撮影するためのコツ

スマホで満足のいくサッカー動画を撮影するためには、いくつかの工夫が必要です。以下に具体的なコツを解説します。

アングルと構図を工夫する

試合全体を記録する広角構図

全体の動きを記録したい場合は、フィールド全体が見渡せる位置から撮影します。しかし、スマートフォンは遠くまで映し出すのは苦手です。そのため、均等な画角になるようにセンターラインよりのフィールドの外側から撮影するのが良いでしょう。

特定の選手にフォーカスする構図

お子さんや特定の選手のプレーに焦点を当てる場合は、ズームを活用しながらプレーを追い続けることがポイントです。

オフェンス(前衛)であれば相手チームのゴールよりのタッチライン外側(左が相手チームが守るゴールなら赤い枠)、ディフェンス(後衛)であれば自チームのゴール寄りのタッチラインの外側(右が自チームが守るゴールなら青い枠)であれば近い位置から撮影できるでしょう。

ただし通常自チームのベンチのある方で応援することが多いと思います。そのため、そのエリアで可能な範囲で構えて撮影するのでよいでしょう。もし右側に自チームのベンチがあるなら、試合の前半後半とも青い枠の範囲(下図)となります。

低い位置からのアングルで迫力を出す

ゴール前のシーンや接触プレーなどでは、低い位置から撮影すると選手たちの動きがよりダイナミックに映ります。立った状態では難しいので、椅子に座った状態で構えて撮影します。2つ以上レンズがある場合は望遠側のレンズ、ない場合はズームして選手に近づいた画角にすると迫力が増します。

安定した映像を心がける

手ブレを防ぐことは、視聴者にとって見やすく、プロフェッショナルな印象を与える映像を作るうえで非常に重要です。撮影時には、三脚ジンバルの使用を強くおすすめします。

三脚は固定した撮影に最適で、特にセットプレーやゴール前の場面を狙う際に活躍します。一方、試合中は撮影者自身がフィールドを移動することが多いです。このため、ジンバルを使用することで滑らかで安定感のある映像を記録できます。最近のジンバルはスマホ用の軽量モデルもあり、初心者でも手軽に扱うことができます。

安定した映像にするなら三脚がベスト。長時間でも疲れ知らず!


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さらに、スマホ用グリップストラップを併用することで、安定性をより向上させることが可能です。

グリップを使うと手にしっかりとフィットし、ブレが減少します。また、ストラップは誤ってスマホを落とすリスクを防げます。さらに、長時間の撮影でも腕や手首への負担を軽減する効果があります。特に子どもの試合では、予測不可能なプレーや急な動きが多いです。そのため、こうしたアクセサリーを活用することでスムーズな撮影を続けることができます。

グリップがあるとしっかりホールドできて安定。操作もしやすくブレやミスを防げる




さらに、撮影前にスマホの手ブレ補正機能(iPhone14以降)が有効になっているか確認するのも忘れないようにしましょう。一部の機種では、手ブレ補正を活用するだけで大幅に映像の安定性が向上します。これらの工夫を組み合わせることで、どんなシーンでも美しく安定した映像を記録できるようになります。

スマホの設定を活用する

高解像度・高フレームレート設定

撮影モードを4Kや60fpsに設定すると、より滑らかで鮮明な映像に仕上がります。なお、iPhoneでの設定は「設定>カメラ>ビデオ撮影」からできます。

アクションモードやスローモーションを活用

ときにはiPhoneの「アクションモード」(iPhone14以降、SE第三世代以降)やスローモーション機能を使ってみましょう。これによって、試合のハイライトや決定的な瞬間を印象的に演出できます。

アクションモード:子どものサッカー試合やランニング中の映像撮影に最適。これによって、滑らかな動画を残せます。やり方は、カメラを起動してからビデオモードにして画面左上にある「アクションモード」アイコン(ランニングマーク)をタップして有効にしてから撮影します。

スローモーション:ゴールシーンやシュートの瞬間をドラマチックに演出可能。動きのディテールをじっくり見せたいときに便利です。やり方は撮影モードを「スローモーション(Slo-mo)」に切り替えて撮影します。設定アプリ →「カメラ」→「スローモーション撮影」からフレームレート(スローになるスピードの調整)を選べます。

明るさやフォーカスのロック

光の変化に対応するため、明るさやフォーカスを固定する機能を使うと映像が安定します。また、iPhoneでは画面上で明るさやフォーカスを固定したい部分を長押し(約2秒)することでできます。

撮影を快適にするおすすめの機材

ジンバル:手持ちでもブレの少ない安定した動画を撮影

動きの多いサッカーでは、ジンバルの使用が特に効果的です。これによって、手ブレを防ぎつつ、滑らかな動きで選手を追うことができます。低価格帯のスマホ用ジンバルでも十分な性能があるため、初心者でも手軽に導入可能です。また、三脚を備えているものあり、置いて使うことも可能です。

  • スマホジンバルは携帯性とサッと準備できる簡単さを重視するのがベスト

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外付けマイク;選手の声をクリアに録音

試合の歓声やピッチ上の音をよりクリアに録音するには、外付けマイクを使用するのがおすすめです。また、風切り音を抑えるウィンドジャマー付きのマイクを選ぶと、音声の質が大幅に向上します。

  • スマホ内臓でも十分な音質。さらにクリアな音質を目指すならワンランク上の製品が満足できる

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モバイルバッテリー:まさかの電池切れを防ぐ

サッカーの試合をスマホで撮影すると、動画撮影はバッテリー消費が速く、途中で電池切れになることもあります。一度きりの試合を逃さないために、モバイルバッテリーは必需品です。また、撮影しながら給電できれば安心して最後まで記録でき、試合後の編集や共有にもすぐ使えます。

  • モバイルバッテリー①:大容量・全スマホ対応ケーブル付きは、長時間撮影や充電しやすさがGOOD!

  • モバイルバッテリー②:Mag Safe(Qi2)対応スマホならコレ。ケーブル接続が不要で充電しながら使いやすい!

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外部ストレージ・ポータブルSSD:長時間の撮影に必須。容量切れを防ぐ

サッカーの試合を長時間スマホで撮影すると、動画データがすぐに容量を圧迫します。保存先が不足すると撮影を続けられず、大事な場面を逃す原因に。そこで役立つのが外部ストレージです。データを移してスマホを軽く保てば、安心して撮影を続けられます。また、バックアップとしても有効で、思い出を安全に残せます。

  • 外部ストレージ:直挿しタイプが邪魔にならず簡単でグッド

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まとめ:スマホで最高のサッカー動画を撮影しよう!

スマホは手軽さと高性能を兼ね備えた便利なツールです。これを使うことよって、少しの工夫や追加機材の活用でプロ並みのサッカー動画を撮影することができます。

本記事で紹介したポイントを参考に、お子さんのプレーを素晴らしい形で記録してください。何気ないシーンも映像として残せば、きっと思い出として長く楽しむことができます!

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