【少年サッカー撮影】プロかっこいい撮り方、画角・動かし方

少年サッカー撮影

ミラーレス一眼カメラをお持ちのみなさん、良い写真は撮れていますか?どうしたらプロが撮ったみたいにかっこいい写真になるだろうと思ったことはないでしょうか。私もその一人です。

ここでは「プロかっこいい」(プロみたいなカッコいい、という意味です)撮り方について、私の持論をご紹介します。

プロかっこいい写真・動画を撮る上で意識していくこと

個人的に良い写真を残すための最も簡単な方法は
1.とにかくたくさん撮ること
2.プロの写真をたくさん見ること
3.真似してたくさん撮ること
だと思います。これによって構図・画角は改善します。

その次のステップとして、フォーカスモード・絞り・光の向き・ホワイトバランス・シャッタースピードなどの光を考慮した撮影に心がけると、同じ画角でも被写体の印象を変えることができます。伝えたいメッセージや、他の写真や動画と組み合わせて作るストーリーの流れに応じて、画作りをしてみましょう。

  • フォーカスモード・絞り・・・背景をぼかし被写体を浮き上がらせるには絞り優先(A/Avモード)にして絞り値(F値)を低く(小さく)します。しかしサッカー選手のように激しく動き回る被写体にはシャッタースピード優先(S/Tvモード)にして絞りは下げすぎない方が被写体にピントが合いやすいです。また背景や他の被写体も見せたい場合も絞りを上げてピントが合う範囲を広げます。
    絞り値を小さくして背景をぼかす
    絞り値を大きくして全体にピントが合うように。集合写真に有効
  • 光の向き・・・光(太陽)を被写体にどこから当てるかによって雰囲気が変わります。順光だとクッキリした明るい印象に、逆光や半逆光だと情緒的になります。
    順光でクッキリした明るい雰囲気の写真に 
    やや逆光でどこか情緒的な印象に
  • ホワイトバランス・・・ホワイトバランスを変えることで風景や被写体に違った印象を与えられます。太陽光など暖色系なら柔らかな印象に、電球など寒色系ならクールで引き締まった印象になります。
  • シャッタースピード・・・動いている被写体にしっかりピントを合わせるなら1/1000以上が望ましいです。サッカー選手の撮影は基本こうなります。動きを表現する場合は少し遅くしますが、高いテクニックを要求します。もし動く方向がわかっているなら、1/60前後で流し撮りをすることも可能です。

プロかっこいい撮影の画角と向き

選手全体を捉える画角の場合は前方やや斜めくらいが標準的で躍動感のある写真・映像になります。真正面だと迫力ある写真になり、これもオススメです。

真正面より少し斜めだと、表情を捉えながら躍動感もある
真正面だと動きよりも存在感を強調した迫力ある写真に

次に部分で気にアップした写真・映像は印象的になります。バストアップ、ヒザ下部分などメッセージ性や映像にメリハリを与えられます。撮影時にあえてクローズアップする必要はなく、基本は全体を撮っておいて編集時にトリミングすれば良いです。カメラの解像度をフルに使いたい場合や編集で手間をかけたくないのであれば撮影でクローズアップするのもアリです。

プロかっこいいカメラの動かし方(動画撮影時)

基本、動く被写体であればカメラは固定して撮影する方が良いです。手ブレもなく、安定した映像になります。被写体が大きく動く場合であれば、画角を広く取り編集時にトリミングします。ただしジンバルなど使って被写体と並走する場合は、被写体との距離と向きを一定に保ち画角も一定になるようにします(あまりやらないですが)。

逆に被写体に殆ど動きがない場合はカメラをゆっくり動かして、被写体に変化をもたせます。こちらも固定して撮影しておいて編集時にトリミングしても良いですが、背景と被写体が微妙にずれていくことで立体感のある映像にできます。

徐々にフォーカスを合わせる動画も有効です。

プロかっこいい撮影の背景作り

背景はなるべく無機質でスッキリさせることで被写体だけに目を向けさせて強調できます。そのため被写体と背景までの距離が十分取れるようにするか、木々や無機質な塀などがバックに来るように自分自身を位置取りします。

背景には人物など映さないようにすると比較的スッキリした写真に

試合の場合はベンチ付近にいる控え選手やコーチ、観客などが背景にならないようにします。試合中はシャッタースピードを上げるために絞りは大きくなり広い範囲にピントが合うようになっているはずです。そうするとフィールドの近くにいる人物は結構クッキリ写ってしまい、写真や映像がゴチャゴチャしがちです(それが意図的であれば良いですが)。

ベンチ付近が映るとゴチャゴチャしがち

まとめ

いかがだったでしょうか。特にサッカー選手を捉える上での撮影のテクニックという観点でご紹介しました。私自身、ほぼ自己流で経験もまだまだなので紹介できるテクニックは少ないですが、少しでも参考になれば幸いです。今後さらに撮りまくって本記事の内容をアップデートしていきますね。

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