【少年サッカー映像制作】観戦しながら撮影したい

少年サッカー撮影

サッカーの試合の撮影の準備や操作に気にかけるあまり、試合の決定的シーンを見逃したり、歓声を上げて純粋に楽しめなかったりしたことはないでしょうか。パパやママなどの親御さんがビデオ撮影する場合には必ずつきまとう悩みではないでしょうか。

私自身そうした悩みや葛藤を多少なりとも経験しましたので、体験談とともにどのように対処したらよいかという意見を書きます。とはいえ決定打はなく、雑記に近い内容ですのであらかじめご容赦ください・・・。

悩みのタネ

まずなぜ悩みのタネが出てくるのかについて。

まず準備です。ビデオ撮影を本格的にやろうとするほど、撮影の準備に時間がかかります。手持ちでビデオカメラやスマホで撮影する分にはほとんど準備に手間はかかりませんので問題ないでしょう。しかし出来るだけ手ブレを抑えたい、疲れないようにしたいとなると三脚を使おうということになります。また音声をクリアに記録したいとなると外付けマイクやウィンドジャマーをつけようかという話しになります。

次に撮影中について。試合に夢中になってしまうと撮影がおろそかになり、カメラをボールがある付近に向けていなかったり、ズーミングしてなかったりといったことになりかねません。また歓声を上げれば記録映像に自分の声がやたら入ってきて聞き苦しいものになっているかもです(それも楽しめれば問題なしですが)。

記録映像のクオリティを上げるのであれば撮影者に徹しないといけなくなり、そうすると試合をしっかり見たり、感情移入がしにくくなるのです。

私の経験談

サッカーの試合の時、私はカメラで動画の他にミラーレス一眼カメラで写真も同時に撮っていました。このため三脚は必須です。動画用デジカメとミラーレス一眼カメラを三脚にセット。さらに音声は別撮りしていたのでマイクを配置して配線。カメラの水平を保つように調整・・・。などとやっていたら試合は始まってしまっていることもしばしば。最低限、記録用となる動画だけは開始しないといけないので、そこだけやってから他は後追いでセッティングなど。ドタバタです。

撮影中で結構苦労したのは、映像を水平に保つことです。私の場合、ピッチの横のほぼ中央付近の位置から撮影していました。基本的にはボールの動きを追うのでパンすることになります。そうするとゴールがある端の方向に向けている時に、画角が少し水平が保てなくなるのです。これは撮影時のモニターではそこまで気にならなくても、鑑賞時のテレビの大画面では結構気になります。

またその他にも、マイクで音声は拾えているか、写真はきちんと定期的に撮影されているか、バッテリーは十分にあるかなど、いろいろなことに気をかける必要がありました。私の場合、少し特殊なことをしていたので、普通の人より余計に準備や機器のケアが必要だったとは思います。

そんなことを撮影中に気にかけていると、試合の行方に集中できなくなります。もちろんボールはカメラで追っているのである程度どういう状態かはわかっているのですが、試合を楽しめているかは微妙なところです。

私の対処法

どう対処したかについて、先に言うと抜本的な解決方法はありませんでした。

少し抽象的ですが、私のケースに限らず共通して言えることは、これなら視聴に耐えられるという撮影方法を確立したら、それ以外のことには気にかけずに慣れるということです。息するのと同じように、人間慣れてしまえば並行して物事をこなせるようになります。車の運転なども慣れてくれば、同乗者との会話を楽しみながら運転できるようになりますよね。

そのためにどうするかというと、早めに準備して撮影前に完璧にセッティングしておくこと。撮影中は必要以上に機材や周囲のことにとらわれずに突発的な対応(雨が降ったら傘をさす、周辺の練習している場所からボールを避ける、など)を極力排除すること。

あとは撮影環境によりますが、モニターを見ないで顔(視線)の動きに合わせてカメラの向きを変えると肉眼で試合の様子を見ることができます。やはりモニターで見るよりも肉眼の方が視野が広く臨場感もあるので、試合を楽しみやすいです。

これだけやっても完璧ではないですが、かなりマシにはなりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。やや雑記に近い感じで結果あまり参考にならなかったらすみません。撮影形態はそれぞれなので、具体的に共通のノウハウはなかなか紹介しきれませんが、結局「慣れ」が大事です。拍子抜けだったらすみません。

最近はボールを自動で追尾してくれる機器(ジンバル)もあるようです。私は現在記録映像は撮っていないので、試していませんがトライしてみるのはアリだと思います。試された方はぜひ感想を聞かせてください!

今回の件は、ビデオ撮影をちゃんとやろうとする人ほど心残りになると思います。私の今回の記事は抜本的な改善にはならないかもしれませんが、同じ立場の人は同じような気持ちがあったのだなぁと感じてもらえればよいのかなと思います。

逆にビデオ撮影にそれほど力を入れていない方は特に悩んでもいないかと予想します。しかし、しっかり撮られている試合の記録映像を見た時にはそういった撮影者の葛藤が背景にあることを察してみてはいかがでしょうか。

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