α7Vの動画機能の中でも、個人的にもっとも注目していたのが
ダイナミックアクティブ手ぶれ補正による手ブレ補正の強化です。
すでに他のソニー機では採用が進んでいる機能ですが、
フルサイズのα7ベーシックシリーズで搭載されるのを待っていました。
今回、このダイナミックアクティブモードを、
地元の少年サッカー大会という実戦環境で試す機会がありました。
この記事では、α7Vを使った撮影ログとして、
少年サッカーの動画撮影においてこの手ブレ補正がどれほど価値を持つのかを整理していきます。
大会概要(撮影条件)
今回撮影したのは、
東京都青梅市で開催された少年サッカー大会です。
全18チームが参加する、地域としては比較的規模の大きな大会になります。
- 1日目:小学校グラウンド
- 2日目:河原近くの通称「河辺下グラウンド」
天候にも恵まれ、
1日目は晴天、2日目はやや風のある曇天という条件でした。
どちらも動画撮影としては、実戦的で分かりやすい環境だったと思います。


少年サッカー動画で「手ブレ補正」が活きる場面
少年サッカーの動画撮影では、
試合中は定点に近い位置で撮ることが多く、
実は手ブレ補正の重要度はそれほど高くありません。
一方で、
手ブレ補正が本当に活きてくるのは試合前後や練習中のシーンです。
ここからは、
ダイナミックアクティブモードを使った具体的なシーンを振り返ります。

シーン①:試合前のウォーミングアップを追う
試合前のウォーミングアップでは、
選手たちが散らばって動き、状況が刻々と変わります。
この場面では、
ジンバルを構えるよりも、
手持ちで動きながら撮る方が自然なことが多くなります。
α7Vのダイナミックアクティブモードでは、
一歩踏み出しながらの撮影や、軽い横移動でも揺れが抑えられ、
α7IVのアクティブモードよりも
「安心してカメラを振れる」感覚がありました。
シーン②:とっさにカメラを出して追いかける場面
練習中や試合前後では、
予想していなかったプレーや動きが突然始まることがあります。
こうした場面では、
三脚やジンバルを使う余裕はなく、
とっさにカメラを取り出して撮ることになります。
ダイナミックアクティブモードをONにしておくことで、
「ブレそうだから撮るのをやめる」という判断が減り、
結果的に撮れるカットの幅が広がったと感じました。
シーン③:練習風景にストーリー性を持たせる撮影
練習風景をただ定点で撮るだけでは、
どうしても映像が単調になりがちです。
選手の動きに合わせて少し移動したり、
カメラを振って視点を変えたりすることで、
映像にリズムやストーリーが生まれます。
こうした撮り方をするとき、
ダイナミックアクティブモードの効果は分かりやすく、
ジンバルなしでも成立する場面が確実に増えたと感じました。
試合の結果について
大会の結果としては、
チームは残念ながら0勝3敗1分けという形でこの2日間を終えました。
6年生メンバーが何名か集まれなかったこともあり
力を出しきれなかったのかなと思います。

撮影者としては、
この大会が6年生への帯同として最後になるかもしれない試合でもあり、
技術的な検証と同時に、記録としても印象に残る2日間でした。
まとめ:ダイナミックアクティブ手ぶれ補正はジンバルいらずか
α7Vのダイナミックアクティブモードは、
ソニーのカメラとしては目新しい機能ではありません。
しかし、少年サッカーの動画撮影というシーンでは、
確かに価値のある進化だと感じました。
特に、
・試合前の練習風景
・とっさの動きへの対応
・手持ちでストーリーを作る撮影
こうした場面では、
撮影者の判断と負担を確実に軽くしてくれます。
次回のサッカー試合の撮影では、
4K動画や、FHDの10倍スローモーション動画(記録方式:XAVC S HD x 記録フレームレート:24fps x S&Qフレームレート:120fps)の比較を含めて、
もう少し画質面にも踏み込んで整理してみようと思います。

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