薄曇りの5月にU-12リーグ戦の撮影へ行ってきました。リーグ戦もいよいよ終盤、サポートチームはまだ2勝で2部転落の危機。なんとか今日は踏ん張って勝ってほしいところです。カメラマンはなんの力にもなりませんが、せめてその勇姿を残したいです。
サッカー撮影のコンセプトと狙い:U-12リーグ戦終盤のクライマックス演出
試合は1試合のみでしたが、来週の最終戦と組み合わせた映像で「クライマックス感」を演出することにしました。選手たちの緊迫した表情や躍動感を引き出し、観る人に達成感を共有できるような映像を目指します。特に、スピード感のあるシーンやシネマティックなカメラワークを取り入れることで、選手たちの成長と挑戦の瞬間をリアルに伝えたいと考えています。
緊張感を表現する撮影ポイント
この日は少し遅れてしまい、試合前の練習風景は撮影できませんでした。しかし、試合前にコーチの話を真剣に聞く選手たちの姿をじっくり捉え、緊張感を感じさせるシーンを増やします。このシーンにはBGMでさらに緊迫感を強調し、試合への期待感を高める工夫をします。
試合中の焦燥感と展開のドラマ
失点シーンやピンチの場面も逃さず撮影することで、観る側が手に汗握るような焦燥感を感じられる構成を目指します。実際、この試合は接戦で、先制点を奪われる展開になりましたが、最後には同点に追いつく劇的な展開でした。この結果により、来週の最終戦に向けた大きな期待がかかる試合となり、映像にストーリー性を持たせられるシーンが揃いました。
クライマックスに向けた次回への期待
来週の最終戦を迎えるにあたり、この試合の映像は次の試合の「序章」として位置づける予定です。
サッカー撮影記録:使用した撮影機材と活用方法
今回の撮影では、限られた時間内で効率的に機材を活用するため、以下の機材を使用しました。
撮影に使用したカメラとレンズ
カメラはSONY α7IVをメインに、レンズはSONY SEL2470GM2とTAMRON 50-400mmを組み合わせました。加えて、α6400とスマホジンバルも持参しましたが、時間的に使用する機会はありませんでした。こういった場面では、機材を絞り込むことが重要だと再認識しました。次回はα6400を近接撮影用、α7IVを中望遠の試合撮影用に分けて、より効率的に運用したいと思います。
会場の雰囲気と選手の表情を撮影
会場の雰囲気やコーチの話を聞く選手たちの姿は、SEL2470GM2を使用して撮影しました。このレンズは広角から標準の焦点距離までカバーでき、試合前の緊張感を捉えるのに最適です。選手たちの表情やその周囲の雰囲気をしっかりと記録できました。話がそれたが、会場の雰囲気とコーチの話を聞く選手たちはSEL2470GM2で撮影。会場のすぐ外に歩道用があり、空撮のような映像が撮れそうだったので試してみました。映像の導入部分に良さそうです。
試合の動きを捉えるための望遠レンズ活用
試合中は、TAMRON 50-400mmで選手の動きを追い、主に動画撮影を行いました。最近は長尺の動画を撮ることが多いですが、後で確認する際に時間がかかることが分かりました。撮り逃しを防ぐためには、こまめに区切って撮影することが重要だと感じています。その日のうちに動画を抽出して、記憶が鮮明なうちに判断できるようにするのが最も効率的です。可能であれば、現場で不要な動画を削除することも心掛けていますが、良いシーンを逃すリスクを避けるため、基本的に撮影を続ける方が良いと判断しています。
サッカー撮影記録まとめ:編集作業は次回撮影後に。写真と動画の抽出作業で次の準備を進める
コンセプト通り、来週の撮影を終えた段階で本格的な編集に取り掛かる予定です。この日はまず、写真と動画の抽出に集中し、次回の撮影で足りない部分を見極めるためにも事前に準備を進めることが重要です。
リーグ戦も4,5回目の撮影となり、マンネリ化を防ぐことが課題に。自分の中で「もう十分かな?」という迷いもありましたが、来週の撮影が楽しみになってきました。この経験を通じて、企画やプランニングの重要性に気づき、撮影の幅を広げるためにも今後も積極的に挑戦していこうと決意しました。
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