【少年サッカー撮影】試合の撮影でモニター確認のベストな方法

少年サッカー撮影

試合をビデオ撮影する時にどのようにモニター(撮影中の映像の表示)を確認していますか。撮影機器によりますが、通常は背面モニターやビューファインダー(目を近づけて除く小さい小窓)が付いており、いずれかを見ながら撮影しているかと思います。

それでも良いのですが、長時間撮影していると疲れたり、確認しづらくて適切でないところを撮影していたり、あるいは試合に直接目を奪われて見ていなかったりしたことはないでしょうか。私はいずれも経験し、なんとかしようと対策を講じてきました。同じ悩みをお持ちの方の参考になるかなと思い、ここでご紹介いたします。

背面モニターやビューファインダーの弊害

背面モニターを見ながら撮影していてうまく撮れないなと思ったことはないでしょうか。背面モニターは割と大きいので近くで見る分にはうまく被写体を捉えることができます。しかし少し離れたり、日差しの反射などがあると結構見づらくなります。

それでも広い画角で被写体を追っている分にはある程度向きを合わせておけば、だいたい収まっています。しかしズームで被写体に近づいた画角だと追うのが難しくなります。

また背面モニターは被写体を捉える程度には大きいですが、そこに映っている映像だけで選手の様子や試合の行方を楽しめるかと言うとちょっと難しいと思います。細かいところまではよく分かりませんし試合の雰囲気はほとんど掴めません。要は中途半端な大きさなのです。

ではビューファインダーはどうでしょうか。こちらは実際の画面サイズは小さいですが、覗き込むことでかなり細部も確認できます(ただしカメラによっては解像度が粗いと見にくいので、200万画素以上は欲しいところです)。また屋外の日光の影響を受けないため、とてもくっきり見えます。高解像度のビューファインダーであれば見え方に大きな不満はないと思います。

しかしビューファインダーを覗き続けるのは結構疲れます。顔をカメラにピッタリと近づけるので、どうしても前傾姿勢になりがちです。長時間この姿勢を続けていて撮影すると、腰や肩に負担がかかって凝り固まっているかもです。

解決策1:座って撮影する

長時間の立ち姿勢を避けるためにはアウトドアチェアなどに座って撮影するのが一つの解決策です。三脚に取り付けている場合は脚が邪魔してしているので座っての撮影は少し狭苦しいのですが、疲労感はかなり軽減されます。

ただカメラの背面モニターやビューファインダーを直接見る姿勢だと、おのずとカメラ位置が低くなります。よって迫力のある映像を捉える場合は良いですが、俯瞰的に試合を捉えたい場合には向いていません。

解決策2:大画面の外部モニターを接続する

解決策1の補完案として、大画面の外部モニターを接続する方法があります。カメラは高い位置から撮影するように設置して、カメラの外部映像出力端子に別のモニターを接続してそれを椅子から見える位置、例えば三脚の下部に取り付けたスタンドなどに置きます。撮影者は三脚でカメラを操作しながらも、映像は下部にある外部モニターを見て撮影します。

外部モニターは大きいサイズのものを接続すればかなり見やすくなります。またカメラをパン(左右に動かす)してもモニターの向きは変わらないので、撮影者はいちいち顔を傾ける必要がありません。これは想像以上に見やすく、結構快適です。

難点としては、設置に時間がかかることと、カメラを操作する三脚のバーは上部にあるので手を振り上げた状態にしないといけないことです。よって持ち方にもよりますが肩は少し疲れます。

解決策3:モニターを見ない

これは解決策とは言えないかもですが、画角は全体を捉えるだけと割り切ることでモニターを見ないで撮影する方法です。これの良いところは試合の様子は直に自分の目で見て楽しめること、広い画角であれば被写体を外すリスクは少ないことです。

どうしてもズームしたい場合には解決になりませんが、上記のメリットを優先するなら十分ありだと思います。また4K(3840×2160)で撮影していれば、再生時に拡大しても2K(FullHD。1920×1080)くらいでは見られるので、ピンポイントで選手を見ることはできます。ちょっと面倒かもですが。

まとめ

いかがだったでしょうか。どんな映像にしたいか、どれだけ手間や労力をかけられるかで方法を選ぶと良いかなと思います。私も試行錯誤していろいろ試しましたが、最終的には疲れてでもビューファインダーで見ながら撮影することが多かったです。結果的にこれが一番納得の行く映像が撮れるのですよね。

また撮影前の準備や後片付けの手間も重要で、試合以外のシャッターチャンスを逃さないためには手際よく試合の記録映像は撮影しなくてはなりません。ワンオペは大変でした・・・。

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