少年サッカー撮影記 2024/9/16

撮影記

この日は先週から始まっている市内の総合スポーツ大会の1,2年生の部の試合がありましたので、昨日に引き続き撮影にやってきました。実は4年生も別会場で開催されていたのですが、スケジュールが完全に被っていて行けませんでした。

昨日の6年生とはうってかわってヤンチャな1,2年生の元気な様子を撮影してきましたので、その撮影の様子をお届けします!

同会場で2学年同時開催のサッカー試合

サッカー大会を開催するのは想像以上に大変です。会場の確保、各クラブチームとのスケジュールの調整、会場設置のための人員確保などの事前の準備に加え、当日の天気や会場コンディションのチェック、会場設置の進行などやることがたくさんあります。

1,2年生はフィールドを小さく取れるので同じ場所で開催しています。前述した通り、準備や進行の手間が一度で済むからです。また天候が多少悪くても開催されます。延期はまた調整が大変なのですよね。

フォローしているクラブチーム1,2年生の試合時間が結構被ってしまっていましたが、開催側のつごうで仕方ないことなのです。フィールドはすぐ隣なので移動しやすいのが幸いです。

サッカー撮影のコンセプトと狙い 小学校低学年の子どもたち

小学校低学年の子どもたちは、楽しさや純粋な情熱でプレーしています。その瞬間をカメラで捉えることで、サッカーの喜びやワクワク感を視覚的に伝えることができます。笑顔やチームメイトとのハイタッチ、ゴールを決めた瞬間などを捉えるようにしていきます

元気いっぱいの子どもたちがボールを追いかけたり、フィールドを駆け回る姿をダイナミックに撮ることで、サッカーのスピード感やエネルギーを表現できます。カメラのシャッタースピードを速くして、動きの中の一瞬を切り取っていきます。

サッカー撮影機材と活用対象

  1. カメラ:SONY α7IV、レンズ:SONY SEL2470GM2、TAMRON 50-400mm
  2. カメラ:Insta360 GO 3S
  3. カメラ:iPhone13、ジンバル:Insta360 Flow Pro

今回は会場がすぐ近くでしたがスケジュールが忙しない感じだったので、試合が始まってからはほぼずっと試合の撮影になりそうでした。よってメインのカメラ以外は軽量かつナガラ撮りできるカメラにしました。

メインカメラα7IVの活用

α7IVではいつも通り風景や練習の様子、試合中の子どもたちの写真や動画を撮ります。今回は会場に早く着きすぎてしまったので、コーチの挨拶前に子どもたちが遊ぶ様子もちょっと撮りました(コーチからは遊んではいけないと言われてた場所だったようですが・・・)。低学年の子どもたちは自由人で好きに遊んでいる様子です。あどけない感じを捉えることができました。

自由人な子どもたちは動きが読めないので比較的広い範囲を捉えられる広角レンズがベターです。SEL2470GM2は24mm始まりなのでちょうど良い感じでした。

試合中はTAMRON 50-400mmの出番です。低学年は小さなフィールドですが、SEL2470GM2の望遠域70mm(スーパー35mmでも約105mm)では今ひとつ寄れません。また子どもたちにグイッと寄ると背景が良い感じにボケるので背景にあるモノへの気遣いを軽減することができます。たくさんの印象的な絵を残すことができました。

Insta360 GO 3Sの活用

この日は先日購入したInsta360 GO 3Sを活用しました。こちらで紹介した通り、軽量かつ使い勝手の良さは遠征のような荷物を減らしたいイベントには持ち出しやすいです。

Insta360 GO 3Sはさまざまな使い方ができますが、この日はインターバル動画を試してみました。ペンダント型アタッチメントを首からぶら下げて、定期的に自動撮影します。Insta360 GO 3Sは画角も選べますが、いずれにしても結構な広角です。もっとも狭角な画角でも20mmくらいはありそうです(最大で16mm)。

結果はというと、思ったほど使えそうな動画は撮れませんでした。撮影間隔は3分、撮影時間は30秒としたのですが、撮影状態にした期間が1時間もないと良さそうなシーンに当たる確率も低いです。もっと間隔を短くするか、半日など長期間撮影するのが良いかもです(そこまで電池が持つかは未検証)。

もしくはココだ!という時に手動で撮影するのが良いでしょう。次回はこの方式で試してみます。

iPhoneスマホカメラ + Insta360 Flow Proの活用

今回は時間もあったのでスマホとInsta360 Flow Proでも撮影しました。

しかしジンバルのパンフォロー機能などを使って追いかけて撮るのではなく、360度写真を撮影しました。何度か試しているのですが、これぞというのがなかなか撮れていなかったので試行錯誤していました。

選手が輪になっているところのシーンを中心で撮ることをぜひやってみたいのですが、静止画だと難しそうです。低学年の子どもたちは気になってしまい、じっとしていられません・・・(動画が取れる360カメラなら良いのでしょうが・・・)。子どもたちに気づかれないようにちょっと脇から撮ってみました。どうでしょう?やはり中心からのほうが良さそうです。

Screenshot

そして思いついたのがフィールドの中央。試合が始まる前にセンターサークルの中央にInsta360 Flow Proを設置して撮影。こんな事ができるのも馴染みの人たちの多い市内大会ならでは。試合前とは言え、見知らぬ運営スタッフの開催大会では堂々とフィールド中央には立てません。

結果はというと狙い通りでした!フィールドが不可思議な感じな状態から馴染みのある景色に変化していく様子は映像としてまとまりあるものとなりました。ただ位置はキッチリ合わせたほうが良さそうです。石灰が置いてあるド真ん中は避けたことで少しズレた感じがわかります。また最後がゴール中央になっている方が良いですね。幾何学的な映像はこのあたりはシビアに伝わります。

まとめ

試合の結果は1年生が3位で銅メダルを獲得!2年生はメダルは取れませんでしたが最後に1勝しました!途中大雨が降ってきて大変でしたが、子どもたちは負けずに頑張りました。雨の中のサッカーもちょっとしたお祭りみたいで楽しかったのかも?お陰でこちらも元気がもらえました!

撮影する立場としてはなかなか大変でしたが、雨は予期していたので傘を三脚に取り付けて難なく最後まで撮影をやりきりました。今回はいろいろな撮影が試せたので楽しかったです。いろいろな映像を組み合わせて、子どもたちや親御さんが楽しめる映像を作ることができそうです!

紹介した機材まとめ






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