【少年サッカー撮影】自然な瞬間を捉える難しさと、その対策とは?

少年サッカー撮影

サッカー少年たちを撮影するときの悩み

少年サッカーの試合や練習の様子を撮影する際、いつも子どもたちの素直な表情やプレーを写真に収めたいと思っています。しかし、カメラを向けると彼らがそれに気付き、少しぎこちない表情や動きをしてしまうことがあります。特に小さな子どもたちは、カメラの存在を強く意識してしまいがちです。

また急いでカメラを構えても間に合わずシャッターを切るタイミングがずれてしまったり、カメラを向けた途端に子どもたちがカメラを意識してコーチの言う事や練習に集中できなくなってしまうのは困ります。

自然な瞬間を撮るための工夫

まず、撮影時にカメラをあまり目立たせないことが重要です。子どもたちがカメラの存在を忘れるように、遠くから望遠レンズを使って撮影するのも効果的です。また、練習の間や試合前後のリラックスした時間帯にシャッターを切ることで、より自然な表情を捉えやすくなります。

またカメラを構える姿勢を撮っている感じに見せないこともポイントです。カメラを腰の位置に構え、背面モニターを上に傾けてそこを覗くようにして撮影すると意外に気づかれません。

撮りたい瞬間を逃さないためには

帯同していて「今だ!」と思ったときにカメラを構えても、すでに遅れてしまうことがあります。子どもたちの動きはなかなか読めないので、その瞬間を逃さずに撮影するのは工夫が必要です。私の場合は、練習や試合の流れから動きを予測することがカギだと感じています。

試合の流れ、コーチの指示や練習運びなどにあらかじめ調べたり、話を効いておき、どのタイミングで何をするかを予想しながら撮影することで、撮りたい瞬間により近づくことができます。また、子どもたちの動きや雰囲気を観察し、一瞬の出来事でもベストショットを撮影できるよう、準備しておくと良いでしょう。

まとめ

カメラを向けた時に子どもたちが意識してしまう問題や、撮りたい瞬間を逃してしまう悩みは、広報カメラマンなら誰しも経験するものです。しかし、工夫を重ねることで、その悩みを少しずつ解決していくことができます。試行錯誤を続けながら、子どもたちの成長や素晴らしいプレーを自然に捉えていきましょう。

今後は、具体的な機材の設定や撮影テクニックについても触れていきたいと思います。

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