【サッカー撮影機材】レンズ TAMRON 50-400mm

機材
見た目もカッコいい!

ここ最近で最も使っているかもしれないレンズの紹介です。SONY純正ではなくTAMRON製品のレンズTAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (A067)です。TAMRONは昔から互換レンズメーカーとしてさまざまなレンズを出しています。純正品よりも安価な価格設定ながら、純正にはない特徴あるレンズを出しており侮れません。

このレンズの特徴と私が使っている理由などをご紹介します。

TAMRON 50-400mm(A0657)の主なスペック

このレンズはいわゆる望遠レンズなのですが、カバーしている焦点距離が長く50mmから400mmまであります。そう、望遠と言いながら標準画角である50mmも撮れてしまうのです!凄くないですか?一般的な望遠レンズですと70mmや100mmで始まることが多いので、近い被写体だと少し距離を取る必要があります。さらにこのレンズは最短撮影距離が0.25m(広角側)なので結構近寄れます。さらに望遠側も400mmまであるので実に8倍ズームです。かなり遠くの被写体まで大きく捉えられます。

絞りは広角側がF4.5で望遠側がF6.3でこのあたりは割と普通ですが、暗い場所でなければ明るさ的には問題ありません。ボケという面では望遠域は距離を稼げるのでぼかしやすいですが、標準域ではボケを出せるシーンは限られるかもです。

その他に望遠域で特に嬉しい手ぶれ補正機構、最大経Φ88.5mx長さ183.4mm、重さ1,155gと超望遠のレンズとしてはコンパクトで持ち運びもそれほど苦ではありません。

TAMRON 50-400mm(A0657)を購入に至った経緯

これを導入する前まではSONY純正のFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(SEL70300G)を長らく使っていました。フルサイズ用のレンズですが、APSCのミラーレス一眼カメラα6400の頃から導入して使っていました。焦点距離は70mmから300mmまでで十分実用的ですが、広角域では今ひとつ近寄れなかったり、望遠域では広いフィールドの遠くの選手は小さくなってしまったりと、今一つのところもありました。

一方でこのTAMRONレンズはそれを広角域・望遠域の両側で上回る焦点距離で、まさに求めていたものでした。SONY製で100-400mmをカバーするレンズもありますが、結構大型でなおかつホワイトカラーはいかにもマニアというかカメラを本格的にやっている感じで、私のような超アマチュアが使うのは照れくさいというかおこがましい気がして抵抗がありました。

TAMRON 50-400mm(A0657)の主な使い方

焦点距離的にはほぼこのレンズだけでもカバーできるので、ポートレートから試合前の練習や試合中の選手を撮影する時に使っています。イベント会場に来たときこそ広角+標準レンズで撮り始めますが、一旦遠目の選手の動きを取ろうとすると、もっと寄った画角で撮りたいので付け替えます。そうすると、そのあと近場の被写体を撮るシーンになったとしてもいちいち標準レンズに戻すのも面倒かつ手間がかかるのでこれを付けっぱなしになるという訳です。

また試合中は一脚か三脚に取り付けて撮影します。いくら比較的コンパクトと言っても1kg以上あるのでずっと構え続けるのには重いですし、手ぶれ補正があっても望遠側はブレやすいです。三脚をつけた状態であれば手ブレもないので動画も撮ります。動画中のアクティブ手ぶれ補正はSONY純正レンズに軍配が上がりますが、三脚に乗せた状態であればその部分の差はなくなります。

この状態でジンバルに乗せられれば手持ちでも動画撮影中の手ブレを防げるのでしょうが、さすがに重心が前よりすぎて、なおかつ重量もあるので難しいでしょう。

TAMRON 50-400mm(A0657)の感想・まとめ

少年サッカーを撮影するのに最適なレンズだと思います。理由としては、
・焦点距離の範囲が広いこと
・400mm(35mm換算なら約600mm相当)まである望遠域があること
・50mmの標準域で近距離の被写体にも対応できること
・比較的コンパクトで持ち運びしやすいこと
・画質もシャープかつ高精細で高解像度の画像でトリミングしやすいこと
などです。これ以上の望遠域、画質やボケ感を求めるのであればSONY純正を選択するのが良いかもしれませんが、かなり高額になります。そこまでいくとアマチュアの領域ではない気がしますが、試してみたい気はありますね(展示会やSONYストアで試せますが、サッカーの試合中で撮れないので)。

そんなわけで私としては非常に満足して使っています。たまにもっとボケ感がほしい、もう少し望遠で寄りたいと思うこともありますが、何でもかんでも一本で済ますのは無理がありますし、持ち運びが犠牲になります。持ち運びという面も考慮するとバランスの取れた絶妙なレンズです。当面はこのレンズで選手たちを撮っていこうと思います。

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