手軽に映像を楽しんだり、ハウツー・ノウハウを知ったりする上で生活に欠かせない名メディアとなったYouTube。自主作成映像を公開・共有する手段としても非常に有効なものとなりました。サッカーの映像を周囲に共有する手段にも多く活用されています。
ここではサッカー映像をYouTubeで公開・共有してきた事例やノウハウ、注意点などをご紹介します。YouTubeを活用したいけど方法がいまいちわからない、大丈夫なのか、何に使えるのか、などとお悩みの方の参考になければ幸いです。
YouTubeでできること
ここで紹介するまでもありませんが、YouTubeでできることを簡単に整理します。詳細は紹介しているサイトが他にたくさんありますので割愛します。
- 動画・音楽を視聴する(基本無料、一部有料)
- 動画をアップロード・配信する(無料)
- 公開形式でのアップロード・配信・・・検索や同ジャンルのリストで誰の目にも止まりやすくなる
- 限定公開でのアップロード・・・URLを知っている人のみ視聴できる。WEBやSNSでリンクを貼って表示することができる
- 非公開でのアップロード・・・特定のユーザー(50人まで)のみが視聴できる
- チャンネルの作成と共有・・・複数の動画をまとめて共有することができる
公開・共有すると良いかもしれないサッカー映像
一口にサッカーの映像と言ってもいろいろあります。真っ先に思い浮かぶと言うか強いニーズがあるのは試合の記録映像でしょう。逆に他に何があるでしょうか。一通り挙げてみます。
- 試合の記録映像・・・試合開始から終了までの映像
- スライドショー・・・イベントの写真や動画を取りまとめた映像
- 特定のプレイ映像・・・ドリブル・パス・トラップ・シュートなどボールコントロールを捉えた映像。個人の技能の確認やスキルアップの目的
- イベント映像・・・卒団式・交流会など節目の時などに開催されるイベントの映像
YouTubeで動画を公開・共有するまでの方法
動画がPCに取り込まれている前提で、その後どうするか大まかな手順を述べます。詳細は専門のサイトをご覧いただくことをオススメします。ただそれほど難しくないのでここに書いた内容で流れをつかんでもらえれば、あとはだいたい分かるかと思います。
- アカウント作成・・・YouTubeのWebサイトにアクセスしてGoogleアカウントを作成します。すでにお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そのアカウントでアップロードする場合はそれでも結構ですし、専用のアカウントを作るのであれば追加で作成もできます。
YouTubeサイトにアクセス。アカウントがないとこの状態。
アカウントがない状態でログインしようとすると、この状態。作成に進む。
ここから先は指示通りに進めば特に迷わず作成できると思います。
アカウントがすでにある状態だと、この状態。このままでも動画をアップロードできますが、別のアカウントでアップロード・管理したい場合は①②の順でアカウントを切り替えます。切替画面から新しいアカウントを作成できるので、あとは同じです。 - 動画のアップロード・・・作成済みの動画をアップロードします。PCに接続されたカメラからのライブ配信もできますが、ここでは割愛します。
①②と選んで「動画をアップロード」に進みます。
この画面からファイルを選択します。別のウィンドウでファイルを選んでからドラッグ・アンド・ドロップでも追加できます。
動画を選択終えるとこの画面になるので、必要に応じてタイトルや説明を入力します。
下にスクロールするとこの画面になるので、子供向けかどうかを選びます。特定しないケースが多いと思いますので通常は「いいえ、子ども向けではありません」を選びます。
動画の要素選択と著作権のチェックです。問題なければそのまま進みます。
公開範囲の設定です。運用の仕方によりますが、一部のメンバーにシェアするだけなら「限定公開」が良いでしょう。
この画面が出れば、アップロードが完了し、ネットで見れる準備が整ったことになります。SNSにダイレクトにリンクを送るのであれば所定のアイコンを選択します。また下部のリンクをコピーしてメッセージで送ったり、貼り付けたりしてお知らせすることで、シェアされた相手が見れるようになります。
なお、アップロードなどに進むと自動的に「YouTubeStudio」の画面に切り替わります。YouTubeStudioではYouTube上の動画の管理のほか、さまざまなことができます。ここでは詳しく述べませんが、興味がある方は調べてみてください。
再生リストを作って整理する
こちらでいくつかアップロード候補を挙げましたが、やはり試合の記録映像をアップロードされたい方が多いのではないでしょうか。私も息子の参加した試合映像はほぼ全てアップしてあります。
そういった場合には以下のような再生リスト(プレイリスト)でイベント単位や1日毎にまとめておくと見やすくなります。
ここでは再生リストの作り方を紹介します。再生リストはYouTubeStudioで作成できます。
- まずアップロード済みの動画リストから再生リストに追加したい動画を選択します
- 次に再生リストを選択します。見つからない時は下にスクロールします
- 再生リストを新しく追加します。すでに再生リストが作成済みであればそれを選べば完了です
- 再生リストのタイトル、説明を入力し、公開範囲を選択して作成します
- YouTubeStudioのコンテンツ画面の上部「再生リスト」を選択すると、作成した再生リストが見つかります
以上で完了です。なお再生リストは動画のアップロード時にも設定できるので、慣れてきたらその方が早いでしょう。
注意点
ここでいくつか注意点を述べます。
限定公開であればリンクを知らない人には動画を見ることができないので、基本的にはこの方法でシェアするのが良いと思います。ただリンクが流出が気になる人もいるかもしれません。アップロードする時はそのあたりに留意しましょう。
なお非公開とすればリンクを知っていても見ることができないので、自分や家族と家で見るだけであればそれが良いでしょう。他の人にシェアする場合は、その人がGoogleアカウントを持っていればそのアカウントを指定することで可能です。ただ数人であれば良いですが、大人数だといちいち指定しないといけないので手間がかかります。
その場合は共通のアカウントを作って、このアカウントでログインして見てね、とすると良いです。ただアカウント切り替えはあまり一般的ではないので、人によってはうまくできないかもです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ネットで動画を見ることが一般的になった今であれば、YouTubeでシェアする手段はシェアする側される側の双方にとってリーズナブルな手段だと思います。まだやったことがなく興味がある方にとって、この記事が役に立てば幸いです。
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